静かな会議や打ち合わせの最中に、
「今、お腹が鳴らないで……」と祈るような気持ちになったことはありませんか。
「お腹が空いているのかな?」
「調子が悪いのかな?」
そう思われている気がして、
それがなんだか、すごく恥ずかしくて。
私はこの悩みをどうにかしたくて、
これまで本当に、いろいろなことを試してきました。
今日は、その中で
「私にはあまり合わなかったこと」を、
正直に書いてみようと思います。
「絶対に治ります」という魔法のようなお話ではありませんが、
同じように悩んでいる方の気持ちが、
少しでも軽くなれば嬉しいです。
まずは病院へ。消泡剤に期待した日々
一番最初に頼ったのは、やっぱり病院でした。
「ガスが多いんですね」と言われて、
消泡剤のような薬を処方してもらいました。
正直、このときは、
「これで解決するかも」
と、かなり期待していました。
でも、私の場合は逆でした。
飲むと、
むしろお腹が張って苦しい。
音は減らないのに、
違うつらさが増えただけ。
「え……効かないんだ……」と、
ここで最初の挫折です。

呑気症を疑って、舌の位置まで気にしてみた
「もしかして、空気を飲み込んでいるのかも」
そう思って、
呑気症についても調べました。
口を閉じて、
舌先を上あごの前歯の付け根あたりに置く。
いわゆる「正しい舌の位置」を意識すると、
無意識に空気を飲みにくくなる、という話でした。
しばらくは、意識して頑張ってみました。
でも……
気づくと元通り。
無意識って、やっぱり強いんですよね。
「これは、ずっと続けるのは無理だな」と、
ここで悟りました。
SIBO・低FODMAP食を試してみた
まず最初に試したのは、食事の見直しでした。
SIBOやFODMAPという言葉を知って、
「これかもしれない」と思い、
できる範囲で食べ物に気をつけてみました。
大好きだったものを我慢して、
外食も控えて。
それなりに頑張ったつもりでした。
でも……
お腹の音は、普通に鳴る。

「え、これだけ気をつけてるのに?」
と、正直かなりガッカリしました。
自律神経や専門サイトにも、すがったことがある
「原因は自律神経です」
「脳腸相関が関係しています」
そんな言葉も、たくさん目にしました。
専門のサイトを読んだり、
相談できそうな場所を探したり。
「ここなら、変われるかも」と期待し、
治療院に足を運んだこともあります。
1回数分でうん千円・・・
でも、私の場合は、
1ミリも変わることはありませんでした。
きっと合う人もいると思います。
ただ、私には合わなかった、というだけです。
一番効果を感じたのが「空腹」だった。でも…
いろいろ試してきて、
正直いちばん効果を感じたのは「空腹」でした。
何も食べていないときは、
腹鳴はほぼない。
これは、たしかに効きました。
でも。
今度は、
お腹が空いて「グー…」と鳴る(笑)

結局、別の音が始まるんです。
もう、どうしたらいいのか分からなくなって、
笑うしかなかったです...
いろいろ試して、分かったこと
ここまで読んでくださって、
ずいぶん試してるなと思われた方、
同じ道を辿っている方、
それ以上のことをしている方、もいるかもしれません。
私は私なりに
もう、本当に、必死でした。
恥ずかしい思いをしたくなくて、
普通に過ごしたくて、
できることは全部やってみた。
でも、10年近く向き合ってきて、
ひとつ分かったことがあります。
私には、
「これをやれば治る」という方法は、ありませんでした。
「治す」より「守る」選択
いろいろ試しても改善しない現実に、
正直、何度も落ち込みました。
でも、あるとき思ったんです。
「もう、無理に治そうとするのをやめよう」と。
音をゼロにすることより、
自分が壊れない生き方を選ぼう。
静かな場所を避けることも、
在宅ワークを選んだことも、
全部、自分を守るためでした。
逃げているように見えるかもしれません。
でも、私にとっては、
生き続けるための工夫でした。
おわりに
もし今、
「何をしてもダメだった」
「つらいのは私だけ?」
そんなふうに感じている人がいたら。
うまくいかなくても、
あなたが悪いわけじゃありません。
体質も、環境も、人それぞれです。
私は今日も、
鳴るお腹と一緒に暮らしています。
完璧じゃないけれど、
それなりに、ちゃんと生きています。
同じように悩んでいる誰かの、
心が少しでも軽くなったら。
それだけで、
この記事を書いた意味はあるのたと思っています。



