消える高額治療費と、反応なしのアドセンス審査。貯金を削る日々にブログがくれたもの。

先日お話しした、あの5kg1,800円のさつまいも。

不器用な救出作戦を経て、なんとか食べられる形にはなったけれど、 16歳の愛犬の食いつきは……正直に言えば、微妙なものでした。

ミキサーを回し、手間をかけた分だけ「食べてよ」と願ってしまうけれど、 彼女らには彼女らの言い分があるのでしょう。

手間をかけたからといって、必ずしも報われるわけではない。
それは犬の食事も、今の私の暮らしも、どこか似ているのかもしれません。

消える高額治療費と、バグり始めた金銭感覚

16歳の老犬との暮らしには、静かな幸せと同じ分だけ、 切実な「数字」がついて回ります。

週3回の皮下点滴に、欠かせない心臓の薬。
2匹分のトリミング代だけで1万7600円が消え、 急な体調不良があれば、また別の治療費が重なります。

きちんと合計を出せば、月5万円どころでは済んでいないのが現状です。

私は今、毎月「犬代」として、 思い切って10万円を先に引き出し、別のお財布で管理するようにしています。

いちいち通帳を見て溜息をつかないよう、 あえて感覚を「バグらせて」やりくりする日々。

昨年の蓄えがあるから、今はまだ大丈夫。
そう自分に言い聞かせながら、病院のドアが開いた瞬間に流れ込んでくる外の空気は、 さっきまでの私のバグった感覚を、一瞬で現実に引き戻す冷たさでした。

反応なしのアドセンス審査。見つかった「落とし穴」

そんな身動きの取れない状況の中で、 私は今、ブログという新しい場所に挑戦しています。

けれど、ここでも現実は甘くありませんでした。

Googleアドセンスの審査に申し込んでから、1ヶ月。
画面にはずっと「準備中」の文字が並び、 音信不通のまま時間だけが過ぎていきました。

「いつになったら返事が来るんだろう」

そう思いながら待っていたある日、衝撃の事実を知ったのです。

AIに教わりながら設定を済ませたつもりでしたが、 実は「サーチコンソール」への登録が漏れていました。

私のブログは、Google先生の視界にすら入っていなかった……。
審査の土俵にすら立っていなかったのです。

「はじめから、もっとちゃんと聞いていれば」

そんな後悔を抱えながら、数日前に慌ててリクエストを送り直しました。
私の審査は、ようやく今、本当の意味で始まったばかりです。

貯金を削る日々に、このブログがくれたもの

昨年の秋から仕事のボリュームが減り、今の月収は5万円ほどになりました。
老犬の介護があり、外に働きに出ることもできない。

在宅ワークを探しても、なかなか思うような形には繋がりません。
そんな不安と、「暇」という退屈の隙間を埋めてくれたのが、このブログでした。

1円も稼げていない現実ではありますが、 画面に向かっている間だけは、退屈という名の不安から救われている気がします。

飽き性で、集団が苦手で、すぐに放電してしまう。

そんな欠点だらけの私だからこそ、 この静かなブログという場所で手にする最初の「1円」は、 何万ドルの成功よりも、ずっと深く私を救ってくれる気がするのです。

今の私の挑戦も、まだ芽が出ない「訳あり」な状態かもしれません。

それでも、この場所でいつか手にする最初の「1円」は、 貯金を切り崩す不安をそっと溶かし、 自分自身をもう一度信じるための、温かな灯(ともしび)になってくれるはず。

新しく送ったリクエストがGoogleに届くのを祈りながら、 今日も隣で眠る愛犬の、静かな寝息を聞いています。